もしも痩せたいと思っているなら、肉を食べるべきです！
肉を摂取することで痩せると断言することはできませんが、肉にはダイエットに有益な栄養素や効果が多く含まれています。
例えば、肉には以下のようなメリットがあります。
肉はたんぱく質が豊富に含まれており、筋肉合成や代謝の改善に役立ちます。筋肉量が増えることで基礎代謝も上がり、脂肪燃焼も促進されます。
肉にはL-カルニチンという成分が含まれており、脂肪をエネルギーに変換する働きがあります。特にラム肉や牛肉には多く含まれています。
肉にはビタミンB群や鉄分などの栄養素も含まれており、貧血や疲労の予防に役立ちます。また、ビタミンB群は糖質や脂質の代謝も助けます。
しかし、肉だけを摂取することは健康的なダイエットではありません。
肉には以下のようなデメリットも存在します。
肉にはビタミンCや食物繊維などの栄養素が不足しており、野菜や果物などとのバランスが重要です。ビタミンCや食物繊維は免疫力や便秘予防に欠かせません。
肉には脂質やコレステロールも含まれており、過剰摂取すると動脈硬化や高血圧などの病気のリスクが高まります。特に脂身の多い部位や揚げ物は控える必要があります。
つまり、肉を食べること自体はダイエットに利すると言えますが、単独での摂取は望ましくありません。
内臓脂肪は、生活習慣病のリスクを高めてしまいます。内臓脂肪から分泌される物質が、血管や神経の炎症を引き起こし、慢性的な炎症状態になります。内臓脂肪を減らすことで、血流が改善され、神経の活動も促進されるため、持久力も向上します。血流が良くなることで、体内に酸素や栄養が行き渡り、肌の状態も改善され、アンチエイジング効果も期待できます。
肉を食べる際には以下の点に留意しましょう。
肉の種類や部位によってカロリーや栄養素の違いがあるため、多様なバリエーションを取り入れましょう。鶏のささみや牛のヒレなどは低カロリーな部位です。
肉の調理方法にも配慮することが重要です。
炒めるよりもオーブンで焼く、または蒸すなどの方法を選ぶと、カロリーを抑えることができます。また、塩こしょうやレモン汁などのシンプルな調味料がおすすめです。
肉と一緒に食べるものにも気を付けましょう。
炭水化物の摂取量は控えめにし、野菜や果物などのビタミンや食物繊維を豊富に摂取することが大切です。また、肉の消化を助けるために、食事の前にレモン水やりんご酢を飲むのも良いでしょう。
以上が、肉を食べて健康的にダイエットするための方法と注意点です。肉はダイエットの味方になり得ますが、食べ方や食べ合わせに気をつけて、健康的に痩せましょう。
多くの人はダイエットのために食事を減らす方法を選びますが、それはリバウンドのリスクが高い危険な方法です。
もしも誰かが「ダイエット中に肉を食べろ」と言ったら、信じますか？
肉は、内臓脂肪をつくりにくい食品であることが一般的に認識されています。
内臓脂肪が増えると、体が動きにくくなり、再度内臓脂肪が蓄積される悪循環が生じます。内臓脂肪を減らすことで、身体の動きやすさが向上し、疲れにくい体質となります。日常的な活動、例えば洗濯や掃除、買い物などでも十分にエネルギーを消費することができるでしょう。
しかし、痩せたいのならば、しっかりと肉を食べるべきだと考えます。少なくとも私はそう断言します。
私たちが普段よく食べる牛肉や豚肉、鶏肉などの肉類は、非常に栄養価が高い食品です。その上、私たちが太る主な原因とされている炭水化物はほとんど含まれていません。
「え？！」と思われるかもしれませんが、お腹が出てくるほとんどの原因は内臓脂肪です。
そして内臓脂肪を急速に増やす原因は、炭水化物の摂取です。以前にもお話しましたが、ラーメンにごはんを合わせるなんていうのは最悪です。それにビールを加えると、内臓脂肪はどんどん増える一方です。
内臓脂肪が多くなると、腸の働きが悪くなり、腸内に腐敗物質がたまります。これが体内に吸収され、肌荒れの原因となります。体液は全身を循環し、酸素や栄養を運び、老廃物を回収する重要な役割を果たしています。しかし、内臓脂肪が増えるとこの循環が滞り、酸素や栄養、老廃物の受け渡しがうまくいかなくなり、結果的にむくみが起こりやすくなります。
さらに、ご飯ではなく甘いドリンクやお菓子の摂取量が200kcalの場合はどうでしょうか？
これにはもちろん砂糖などの糖類がたくさん含まれている飲み物やお菓子が含まれます。
このような飲み物やお菓子を摂取すると血糖値が急激に上昇し、余った糖分は体脂肪として蓄えられやすくなるということです。
特に肉は、身体の成分を構成するたんぱく質が良質な形で含まれていますので、効率よく体内に吸収されます。
吸収されても内臓脂肪に蓄積されるわけではないためご心配なく。一方、炭水化物はすぐに血糖としてエネルギーになってしまいますが、たんぱく質は分解されてアミノ酸となり、筋肉やお肌、骨、血管、神経などの生成材料となります。
もちろん、アミノ酸も摂り過ぎると肝臓で糖質に変換されてしまいますが、体脂肪に変わる可能性は糖質に比べて低いです。
肉類には、たんぱく質だけでなく人間が必要とするビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
ビタミンやミネラルと聞くと野菜を思い浮かべるかもしれませんが、野菜の大部分は水分ですので、肉で得られる量を野菜だけで摂ろうと思ったら、かなり量を食べる必要があります。
また、たんぱく質を摂取することで、その消化に多くのエネルギーを消費します。
肉は消化にくいと言われることもありますが、適度に摂ることで内臓の代謝が上昇し、基礎代謝の大部分を占めている内臓代謝が活性化します。
食事自体が代謝アップに繋がる可能性もあるのです。
食事がミネラルやビタミンの不足である場合、痩せ体質になることはできません。
ダイエット中には、よくサラダやヨーグルトなどの軽食を摂ることがありますが、摂取する量を減らすために栄養価も低くなりがちです。
炭水化物の摂取を減らすだけでなく、体に必要なたんぱく質も同時に減らしてしまうことがあります。たとえば、豚肉には健康維持や美容に欠かせない栄養素である良質なビタミンB群が豊富に含まれています。
食事中に肉をたくさん摂ることは、肌のツヤを悪くしたり、やつれさせたり、風邪を引きやすくする原因になることがよくあります。
炭水化物を減らしても、必ずたんぱく質を摂ることで筋肉の減少を防ぐことができますし、栄養不足にもなりにくく、リバウンドも防ぎやすくなります。
毎食、手の平くらいの量のたんぱく質を摂取することをおすすめします。
ただし、注意点として、食事が肉ばかりに偏らないようにする必要があります。
肉は野菜よりも栄養価が高いと言いましたが、食物繊維は肉には含まれていませんので、腸内環境のためにも野菜も一緒に摂るようにしましょう。
また、ビタミンCも欠かせません。動物性の食べ物には含まれていませんので、野菜や果物も一緒に摂る必要があります。
ダイエット中に食べてはいけない肉についてです
肉を摂る際には、基本的には赤身やムネ肉のような肉がよいとされていますが、ただ赤身肉やムネ肉だけだと食事が味気なくなってしまいます。
少量の脂身は問題ありませんが、脂身が多いバラ肉やカルビ、霜降り肉は、たんぱく質よりも脂質が多くなりますので、食べ過ぎには注意が必要です。
また、ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉をたくさん食べる人もいますが、これらの加工肉は、質の良くない肉を使用していることや、保存食であるために添加物や保存料が多く含まれていたり、塩分が多いなど、腸内環境を悪化させる要因が多く含まれています。
また、加工食品や調理済み肉も同様です。できるだけ避け、良質な素材を選んで摂るようにしましょう。
コメント